シューマン 2枚組disc 1①交響曲第1番変ロ長調 op.38『春』②交響曲第3番変ホ長調 op.97『ライン』disc 2③交響曲第2番ハ長調 op.61④交響曲第4番ニ短調 op.120指揮:レナード・バーンスタインウィーン・フィルハーモニー管弦楽団1984年〜1985年録音録音から30年超を経過していますが、近年ますます評価の高まっている名盤です。わかりやすくまとめるのではなく、錯綜した部分はありのままに、かつ熱気と詩情を伴って表現しています。2017年刊行の「名曲名盤500」では、第1番と第2番が第1位、第3番と第4番が第2位に選定されています。非常に内容の濃いコスパの高い2枚組全集だと思います。いずれもが評論家諸氏の極めて高い評価を受けている折り紙付きのもの。晩年のバーンスタインは、たとえば1986年録音のチャイコフスキー交響曲第6番や、1987年録音のマーラー交響曲第2番でのように、極端に遅いテンポを取って、独自の世界に入り込んだようなところがありましたが、1984年から1985年にかけて録音されたこの全集では、晩年のバーンスタインらしからぬ、オーソドックスなテンポを採用しており、広くオススメできる名演になっています。シューマンの交響曲についてまわっていた野暮ったい印象を完全に払拭してくれた快演。ここでバーンスタインがウィーン・フィル引き出しているサウンドはダイナミックな振幅を持ちながらも常に透明感を保っており、バーンスタインがこの作品に抱いている想いをパーフェクトにビジュアライズしているのではないかと思われるほど素晴らしい。もちろん演奏の内容は言うまでもない。それぞれの音楽素材はどれも丁寧に歌い込まれて豊かな表情を見せる。しかしセンチメンタルな表現に陥ることは決してなく、まさにロマンティクの化身とも言えるシューマンの魅力を存分に味わせてくれる。シューマンの作品に馴染みがない方は、ぜひともこの演奏に接して管弦楽曲作家としての彼の魅力に触れていただきたいです。輸入盤、盤面傷無し 15*まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 追加1枚購入→150円引き 追加2枚購入→300円引き 追加3枚購入→450円引き 10点以上は全品150円引き
商品の情報
カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > CD > クラシック |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
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